食うか、食われるか

d0021152_2304244.jpg田植えから20日。
さっそくやってきて、
稲を食べているのは ゾウさん。
稲の根元を食べています。
その名は「稲水象虫」

ゾウさんは、触るとポトリ。田んぼの水面に浮かびます。
うごかない。うごかない...
死んだ真似をするんだそうです。かわいいネ。

稲水象虫は、アメリカからの侵入害虫。
(1975年に愛知県で発生確認。現地点で全国区。お隣韓国にも分布を拡大している)
元は、湿地のイネ科植物やカヤツリグサで生活していたのが、米作の普及で害虫化した。
 
稲水象虫と稲象虫
象のような鼻の長い口を持ち、稲につくのでこの名がついた
稲水象虫と稲象虫。
稲象虫は泳げない → 山間の田に多い。稲水象虫より体が大きい。
稲水象虫は泳げる → 平地の田

4番田んぼは稲水象虫。
指で落としたら、死んだふりのあと、せっせと泳いでいました。

d0021152_23261780.jpg有力な天敵はいないゾウさんですが、
いました!
子守蜘蛛。稲水象虫の天敵です。

水面を、スルスルスルッと走ってゆきました。
卵を抱えた子守蜘蛛。
その名のとおり子守蜘蛛は、
稲水象虫やウンカを食べて、
卵から孵った子グモは親の背中で生活し、
やがて散らばります。

                        オマケphoto / 4月の子守蜘蛛
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あともう少しで、生まれるね。
クモの赤ちゃん。

  参照文献:「田の虫図鑑」農文協


稲水象虫に
たくさん食べられてしまった稲だけど、
稲の生命力に期待してます!
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by tutinokai | 2005-06-12 11:52 | 田んぼの生物
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