稲刈り 〜たくさんの生き物がいるという財産〜

田んぼは、
人がお米を収穫する場処でもあるけれど、
たくさんの生き物たちが暮らす場処でもあるのです。

稲刈りの今日、生き物たちは大慌て。

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 ぐわぁおー!
 まっかちザリガニ ハサミで威嚇です。


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田んぼの土は栄養分をたくさん含んでいます。
その栄養分が微生物を育み、この微生物たちを餌にして昆虫や小魚がやってくる。
そしてそれを餌にする生き物たちがやってきます。

適度に人間の働きかけがあるということが、生き物の種類を豊富にする。
(まったく働きかけのない安定した環境では、限られた強いものだけが生き残り、
 生き物の種類は減少してしまう)
耕したり、虫や草を防除することは生き物にとっては確かにダメージ。
けれど適度な刺激を与えることによって特定の強い生き物だけが独占するのを防ぎ、
多くの弱い生き物たちが生存できるようになる。

人間の働きかけが強すぎる=「自然破壊」
「いいかげん」は「良い加減」

「益虫」「害虫」「ただの虫」
たくさんの生き物がいるということは、
稲を食べたり、わるい病気を運ぶ生き物もいるということ。
けれど、田んぼから生き物をなくすための努力より、
たくさんの生き物がいるということが田んぼの財産。
そんなふうに思うと、
私たちこそが、田んぼに「いいかげん」で働きかけていることで、
この谷戸(里山)の自然環境を守ってる。
そのことがわかります。
それってすごいことだよね。なんだかうれしいことだよね。

 参考文献:「田んぼの教室」 家の光協会

d0021152_1295123.jpgかけていたネットを支えていた木の棒。
抜くと、畦に開いた深い穴。
コオロギやイナゴがわんさか落ちていました。
ぴょんぴょん跳ねますが、登るに登れません。

ん〜これは、自然の摂理なのか、それとも...
ちとちがう。逃がしておきました。
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by tutinokai | 2005-10-09 09:56 | いのちの環
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