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春はロゼット

田んぼの畦に小さな春。
人知れず、けどしっかりと地に根をつけて。
ロゼットとは、「小さなバラ」という意味で、多年生の草の冬越しの姿をいう。
茎はまだない状態で、葉が地面にへばりつくように広がってる。
春はロゼット_d0021152_15353897.jpg地面にへばりついている植物は、
草丈が高い植物よりも、
草食の動物に食べられる可能性が低かったり、
刈り取られても被害は少なくすむ。

畦の草刈り(人間)にも、対応している!?
ロゼットのみなさんなのでした。

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↓葉が胡瓜の匂いがします「キュウリグサ」
春はロゼット_d0021152_15373345.jpg春はロゼット_d0021152_1536236.jpg


↓柔らかい葉の感触の「オランダミミナグサ」  ↓一面に小さな白い花「ノミノフスマ」
春はロゼット_d0021152_15364088.jpg春はロゼット_d0021152_15375273.jpgロゼットは、お互いに重なり合わないように、葉を出し放射状のきれいな模様をつくる。
中心部には、小さな葉に囲まれた芽がある。大切な芽が痛むと草はのびることができない。
冬の寒さからたいせつな芽を守るロゼット。

↓田んぼ一面に広がる「スズメノテッポウ」  ↓花咲く頃が種籾漬け時「タネツケバナ」  
春はロゼット_d0021152_2144398.jpg春はロゼット_d0021152_21443579.jpg
by tutinokai | 2006-02-12 15:33 | 田んぼの植物
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