ミクロの世界 〜田んぼの土台〜

田植えのあとの田んぼです。
田んぼに張られた水のなかをのぞいてみます。
じいっとみていると見えてくる生き物たちがいます。

1ミリの世界の小さな生き物たち。
目がなれてくるとたくさんいるのがわかります。

ミジンコは「微塵子」。小さな甲殻類、プランクトンです。
貝ミジンコとマルミジンコと思われます。
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植物性のプランクトンを食べる動物性プランクトン。
食物連鎖のさいしょの生き物。
田んぼの土づくりをしてくれています。
ミクロの世界を知ると、ぐっとマクロに広がってゆきます。

d0021152_21541154.jpgイトミミズ。
ミミズは水を張った夏の田んぼにはいません。
きっと、畦の土のなかに避難中。
夏の田んぼのミミズはイトミミズ。

水底の土の小さな穴から、
赤い糸状のものをひらひらと揺らしています。
頭は土の中に。みえているのは尾の部分です。


尾から吐き出した土はトロトロで、きめ細かい土の層をつくり、
雑草を生えにくくしてくれます。
また、有機物を分解して、稲などが吸収しやすい養分に変えてくれます。
小さいカラダで偉大なしごとをしてくれます。
そんな小さな生き物たちは、化学肥料によって減少します。
田んぼという自然を土台で支えてくれている生きものたちに
目を向けられる私たちでありたいものですね。

小さい生きものたちを「いただきます」の生きものたち
↓ヤゴ                   ↓オタマジャクシ
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参照文献:「ふくおか 農のめぐみ100」
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by tutinokai | 2006-06-01 13:53 | いのちの環
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