稲刈り後の田んぼの畦に、
苔(コケ)が生えていました。 まるっこいのがついていて、 かわいらしくてとってもきれい。 よ〜くみてみましょう。 さて調べましょう。 その形状から、 蘚類 ヒョウタンゴケ科 ツリガネゴケ属 のいずれか。 似ているのは ・畦苔(アゼゴケ) ・広口苔(ヒロクチゴケ) ・小釣鐘苔(コツリガネゴケ) この3つの区別は、柄の長さ。 上記の順に、 柄の長さは長くなる。 みた感じから、 「広口苔(ヒロクチゴケ)」と 思われます。 さらに調べると、横浜市戸塚区の蘚苔類の資料で、 舞岡公園土、舞岡田の畔で確認記載されてもありました。 「広口苔(ヒロクチゴケ)」 ヒョウタンゴケ科 ツリガネゴケ属 畑や裸地などに生える。小型で茎の長さは3〜5mm。本州から沖縄まで普通に見られる。 球状で若い時は鮮緑色、成熟すると褐色になる。 やがて蓋が取れ、カップ状に広く口を開け、胞子を飛ばす。 明るい半日陰によく見られるが、 とくに畑土が新しく露出したところに最初に旺盛に生えてくる。 稲刈りが終わり、田んぼの表土が雨風にさらされたから、生えたのかなあと思います。 足元の、小さなかわいい苔が、 秋の終わり、春から続いた田んぼの作業の終わりを感じさせてくれました。
by tutinokai
| 2006-10-31 13:10
| 田んぼの植物
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