蜘蛛の糸

d0021152_0484639.jpg稲穂実ってゆく頃は、四方に張ったスズメよけネットに、
稲架をかけたら、稲架を覆うスズメよけネットに、

稲刈りの人間の動きに巻き込まれながら、
さっそくの巣を張るジョロウグモ。

メスは派手派手、ど迫力。
赤いラインは成熟したメス、お年頃のしるし。

おでまし、「秋の女王」

地味〜な小さなのが、オス。(photo 左上)
オスは、メスの巣に居候。

メスがお年頃になるまで、動いたらエサだと思って食べられちゃうから、
「僕、じっとする」 「僕、待ってる」... 「けっこう、待ってる」

ジョロウグモの産卵時期は10〜11月。稲刈りの時期は大事な時期なのでした。
巣を離れ、木の幹や、葉の裏に卵を産み、親たちはその一生を終える。

ジョロウグモの巣は、3段の網からなっていて、
エサの網、女王(メス)の網、居候(オス)の網。
メスがお年頃になるのを待って、オスはメスの網にやってきて近づくのでした。

蜘蛛が巣を張るのは、そこに飛んできた虫を捕まえるため。
巣に来た虫は、蜘蛛の糸の粘液によって、動けなくなってしまう。

なぜ、蜘蛛自身がその蜘蛛の糸の粘液にくっつかなくてすむのでしょう。

ジョロウグモの糸は、横糸に粘液がついています。
その横糸も5本おきに粘液がついていない糸があります。縦糸も粘液はついていません。
クモは、器用に粘液のついていない糸の道を通って巣を移動しているのでした。

クモの糸を採取して顕微鏡でみると、横糸の粘液はしずくの一粒一粒。
キラキラ、とてもキレイです。


「charlieさんのクモのはなし 〜秋の女王〜」 土の会 white 2005.9
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by tutinokai | 2006-10-19 13:56 | 田んぼの生物
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