ふゆみずたんぼ たくさんのいのち

4番田んぼのお話ではないのですが...
d0021152_2195563.jpg「ふゆみずたんぼ」という言葉があります。
その名のとおり、冬も水を張っている田んぼです

冬にも水を張られた田んぼは、
水生の生き物たちが、越冬できる田
ヤゴで越冬するオニヤンマやシオカラトンボが
生存できる田

ドジョウも悠々、冬を越せます。

d0021152_21102150.jpg舞岡公園の冬の田んぼは、
稲刈り後そのままに乾田です。
生き物たちのために
ふゆみずたんぼとしている田んぼを設けています

やってきたのは、エサを探してきたコサギ。
ふゆみずたんぼがあることを
ここに求めるもの(エサ)があることを
コサギはちゃんと知っています

コサギは、この田んぼに落とし物(フン)をするかもしれません。
そしてその贈り物(落とし物)はまた、
田んぼの生き物を、土を、
育んでくれることでしょう

コサギのような大きな鳥は、
田んぼを巡るいのちの環(食物連鎖)の頂点に位置する生き物。
コサギは、その身体を維持して、いのちを守ってゆくのに、
たくさんのエサ(=他のいのち)を食べなくてはいけません。

食べられる運命にもある生き物たちが、
コサギより、たくさんたくさんいなければ(生きていなければ)、
コサギ自身も生きてはいられない。

生きものいっぱい、ふゆみずたんぼ。
よかったね。
コサギ君。たくさんのいのち。

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こちら
乾田である4番田んぼ。

田んぼのなかにもミミズ。
水のなかでは生きることができないミミズ。

良い土にしてくれるミミズ。
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by tutinokai | 2007-03-18 14:08 | いのちの環
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