土の会のお仲間が、千葉の夷隅でお百姓さんになりました。(スゴ〜イ!!)
谷戸学校で学び、夢への土地を探し、実践されています。今年2年目になります。 「お百姓さん」 百のしごとができる人。素敵な響きのする言葉です。 土の会有志で、草とりのお手伝いに行きました。 千葉は、横浜よりも早くお米が穫れます。 もう田の草とりの時期です。 その田んぼの広さにびっくり! また他にも数枚田んぼがあるのです。 舞岡公園の小さな体験田になれている目には、 「THE 農家の田んぼ」の広さにびっくり。 舞岡のように手作業で行う稲作ではなく、機械で行うのにも納得です... この辺りでは(全国一般的なことでもあると思いますが)、 機械での稲作で、農家さんが田んぼに直接入ることはほとんどないそうです。 そんななか、 除草剤を撒かずに米を作りたい!と、手作業で田の草とりをがんばっているのです。 そんな新しくやってきた移住者を、農家さんたちは温かく見守ってくれているそうです。 機械の扱い方、植え付け方も、周りの農家さんの田んぼから学ぶことが多いそうです。 2年目の苗。 ぐんぐん伸びてる かっこいい苗。 「夷隅米」 田んぼの土が重粘土質のなので 美味しいお米ができるそうです。 ピピピピ...ヒバリが田んぼの空高く舞っています。 さっそく草とり開始! 前をみると、ゴールは遥か向こうです。たいへんな作業量。 横3、4列を取りながら前にすすんで、端から端まで一列おわるのに、ほぼ4時間!!! イネの葉を食害するドロオイムシ(泥負虫:イネクビボソハムシの幼虫)が 大発生とのことでチェックしながらすすみます。 写真左が、幼虫(泥負虫)フンで身を被っている/写真右が、蛹 田んぼには、生きものがたくさんいました。 舞岡ではみられない生きものもいました。 舞岡にもいる生きもの、植物みつけた♪ これはいない生きものだ! と、愉しかったです。 ←コモリグモ(子守蜘蛛)が子守りしています。 稲のまわりを草を取りながらすすみます。 田の草も舞岡ではみられない草が たくさんありました。 ですが、やはりコナギがいちばん。 丸めて泥のなかへ。 全部おわったら、さいしょの列の草が生えてる。 そんな勢いです。 ←イネとヒエ 水路にはドジョウがニョロニョロ。畦にはピョンピョン 小さなカエルがたっくさんいました。 ニホンアマガエル ←ノシメトンボかな? (ノシメトンボかコノシメトンボ) コオイムシ(子負虫)の幼虫です! はじめてみました。 たぶん5月に メスが卵を背負って、孵った子です。 今では、珍しい生きものです。 (環境省レッドリスト 準絶滅危惧種) ↓ニホンアカガエル ↓ヤマアカガエル ちがいは、背中の2本すじ。 ニホンアカガエルはまっすぐ。ヤマアカガエルは曲がっている。 ヤマアカガエル、水にぽちゃん。 泥んちょガエル(同定できず) おいしい夷隅米 いただきました! 苗が風になびく田んぼ 心地よい風。 作業のあとのごはん、おいしかったです ごちそうさまでした。
by tutinokai
| 2007-06-06 09:41
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