田植えから3週間
田の草とり1回目。 稲のまわりに生えてくる草を抜きます。 無農薬の米作りでは、 草を泥のなかに沈めることで また生えてくるのを防ぎます。 草は、泥のなかで腐り、 稲の肥やしにもなってくれます。 稲のまわりに生えているのが、コナギです。舞岡公園の田んぼ、最強の田の草です。 コナギは、急速に成長し、泥のなかの栄養分を吸い上げてしまいます。 そして、まわりの稲の成長にも影響を与えます。 コナギ 1個の実には数千粒の小さな種。種は、長生き10年以上。 苗のまわりを手でかきまわすことで、 コナギをとるとともに、泥のなかに空気(酸素)をいれます。 けど、コナギをとりきることはできないので、2週間後にまた草とりをします。 草とりのあと、コナギが浮いているところ。 いくつかは、また根付いてしまうかも... ぐんぐん伸びてゆく苗です。 分けつもすすんでいます。 雨のなかの作業が続きます 藻が一部に多く出ているので、網ですくいます。 これも、藻が日照を遮ってしまうと 苗の成長に影響することからです。 藻の繁殖は、すごいです。 なかなかとりきれない。 今年はそれを改めて実感する年でした。 藻が多かったように思います。 緩やかな棚田となっている舞岡の田んぼ。 それぞれの田で個性があり、 田の草の植生、発生の量は、それぞれです。 2週間後、また田の草とりです。
by tutinokai
| 2007-06-10 12:46
| 田んぼ通信
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