おたまのおなか

水が張られた「水田」で、オタマジャクシは育っています。

田んぼに卵を産む、また成体のカエルでよくみかけるのは、
シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエルです。
このオタマジャクシは、目の位置から、シュレーゲルアオガエルと思われます。
(ニホンアマガエルのオタマジャクシは目がもっとはなれている)

オタマジャクシは、みていると、
田んぼのなかで、藻(=植物)を食べていたり、時には共食い(=動物)していることも...
オタマジャクシは植物食であること、雑食であることがわかります。

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写真では見づらいですが、
オタマジャクシのおなかは
ぐるぐるとなっています。
赤くみえるのは心臓です。

これは食性が植物食が中心だからです。
人間も雑食。人間の腸もぐるぐる。
人間と同じです。

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あと一週間もすると、足がでて、手がでて...
カエルになります。

オタマジャクシはカエルに変態して、
虫を食べる、完全動物食になります。
食性が変わるのです。


田んぼで変態したとき(手足が出て、エラ呼吸から肺呼吸にかわるとき)、
陸地(畦)また稲がないと、おぼれてしまいます。田んぼはちょうどいい♪

そして、成体カエルになると、山で暮らします。
田んぼでカエルになりたてのときから、山暮らしのなかで、
ヘビなどに食べられるキケンが待っています。
そうやって食べられてもゆくオタマジャクシ...

また春、この田んぼに卵を産みに戻ってくるのは1/2000です。


「いのちの誕生」土の会2007.5
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by tutinokai | 2007-06-10 14:00 | 田んぼの生物
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