カテゴリ:田んぼ通信( 56 )

田の草とり、草刈り 1回目

d0021152_551016.jpg田植えをして3週間後の田んぼです。

稲のまわりに生えてくる草を抜きます。
無農薬の米作りでは、
草を泥のなかに沈めることで
また生えてくるのを防ぎます。
草は、泥のなかで腐り、
稲の肥やしにもなってくれます。


生えてくる草の代表はコナギです。繁殖力のものすごいコナギです。
コナギ1個の実には数千粒の小さな種。コナギの種は、長生き10年以上。
コナギ物語はこちらを参照→(土の会white「いのちのリレー① コナギ」2005.6

今年は藻も多いです。日照不足が心配なので、網で藻を取ります。

d0021152_561263.jpgd0021152_564318.jpg草とりをしながら、稲のまわりが酸素不足になっているので、
土を掻き混ぜ、酸素を含んだ水がいくようにします。
稲を折ってしまうと穂とならないので、注意デス。


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草取りの作業をやりやすくするために
水を少し抜いています。

「はやくしてね」
と、おたまサン。

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藻をすくった網を水路で洗うと、
網のなかにザリガニが。

「あ、つかまっちゃった」
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by tutinokai | 2006-06-11 10:03 | 田んぼ通信

田植え

代かきの田。1週間経ちまして。
空気たっぷり、細やかな泥。準備OK!
苗代で苗取りをします。舞岡公園は、餅米と古代米の田。
私たちは餅米の苗を。3回めの田植えです。
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d0021152_18445771.jpg今年もジャンボ熊手のような道具で
線を四方に引きます。
苗取りをして100本位の束にし、
藁で結わきます。
田のそここに苗束を放り投げます。
そして
線が交差した所に植えていきます。
今年は日照不足のため、
苗が細かったので4本植えとなりました。

苗一本が3本となり、そしてその一本の穂から千粒のお米になる。
4本植えにしたその一株から3000〜4000粒のお米になります。
3000〜4000粒でお茶碗一杯ぶんのごはんです。

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水を張られた田んぼです。水面に雑木林を映しています。
毎日食べているお米の物語が今年も始まりました。

去年の様子 土の会white 「田植え」2005.5.22
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by tutinokai | 2006-05-21 10:25 | 田んぼ通信

代かきと畦塗り

d0021152_13522697.jpg代かき。
大小の泥土をかき混ぜて、
草を泥のなかに沈めて肥やしとし、
空気を泥土のなかに入れ、平らにする。
時間が経つと土が沈んで、
いよいよ田植えを待つ田んぼになる。

お水がだんだん入ってきました。 →


↓代かき                   ↓畦塗り
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 数日後、田にお水を入れています。 
↓隣の田からじゅんぐりに。緩やかな棚田です。 ↓「水田」になりました
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苗代、きみどり。
今年は、曇りのひが多いので、
成長がちと心配。

もうすぐ田植えです。


d0021152_14183858.jpg水を張った田んぼに
梅雨の走り雨
水の輪がひとつ、またひとつ広がって。
土の匂い。
カエルの声と鳥の声。
きれいな のどかな 田んぼの風景


土の会 white 「代かき水は命のスープ」2005.5

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by tutinokai | 2006-05-14 09:48 | 田んぼ通信

田起こし

三本鍬で、春の田起こし。
寒田起こしをした後の田んぼ。
田にも畦にもスズメノテッポウが一面に生えています。

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田んぼの土を細かく砕き、空気に触れさせ。
春が来たことを知らせます。
春の田起こし。生き物も動きだす春。
スズメノテッポウもまた田の肥やし。


d0021152_10301257.jpg苗代に種まきした苗は、
今このくらいです。
大きくなあれ。
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by tutinokai | 2006-04-23 09:47 | 田んぼ通信

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4月からのお米作りの準備がすすむ春の初め、今年度も無事に米作りの一年が終わりました。
一年分の「○○の」宴です。○○にどんな言葉を入れますか?

d0021152_2352112.jpg「結い」という言葉があります。
昔ながらのムラという共同体社会では、
自分の田んぼ、隣の人の田んぼ。
相互に助けあうことを不可欠として
あたりまえの暮らしがあります。

沖縄では「ゆいまーる」。
「ゆいまーる」の根底には、
「相互扶助」と「平等の原則」がある。
お互いに信頼し合い、
必要とし合うということ。

大きくいうと、田んぼの活動にはそんなエッセンスがたくさんある気がします。
そして、それが人と人だけではなく、小さな生き物たちや植物、
大きないのちの環のなかに人がいるということを感じて。
そして、それが実りとなって、おいし♪のだからいうことなしネ。
四季折々のその過程があるからこそ、おいし♪につながるのかもしれません。

心と心が添う地域の社会の在り方。
ひとりひとりがちいさな力を出し合う先に、大きな稔り。
私の夢のカタチにも、田んぼはとても近い気持ちがします。
私にとっては「結いの宴」。「結い」という言葉がとても好きです。
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by tutinokai | 2006-03-19 11:50 | 田んぼ通信

塩水撰

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苗代をつくる前、
タネツケバナの白い花が咲く頃、
塩水に漬けて、浮くものと沈んだものを分け、
種籾の選別をする「塩水撰」をします。
舞岡公園で作るのは餅米。
「満月餅(マンゲツモチ)」
皇居で天皇がお手植えをされるものと
同じ品種です。


横浜市の公園である舞岡公園がうるち米ではなく、餅米を作るワケは、
「(公園から)持ち出さない」の原則から。
米作りにたずさわるボランティアは、その米作りの体験、労働を楽しみながら、
谷戸の景観と自然環境を、田んぼ作業などを通して守る担い手。
秋に収穫されるお米は、お餅つきや、おにぎりに。
そうして加工もしやすく、大勢で楽しめるのは、餅米の良さ。
11月の収穫祭で、市民の方々にふるまわれる等します。
お楽しみに...♪

d0021152_2324580.jpgその名の通り、塩を水に混ぜるのですが
その塩の比率をちゃんと量ります。
比重がちゃんとあるのですが、
昔ながらのやり方は、
生卵を浮かべてその浮き沈みで判断するやり方

ほんとうに昔の人の知恵はすごいなあと
こんなところからも思います。



この後、塩水に沈んだ選ばれしお米は水で洗われて、苗代へ。
2006年、「土の会」として二回目のお米作りも始まります。
(「土の会」の前身「谷戸学校」(11期)からだと三年目です)
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by tutinokai | 2006-03-19 10:00 | 田んぼ通信

水路の補修

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うぐいすさえずる3月。
12月に寒田起こしをした田んぼ。
風に吹かれて、雨に濡れ、
土が細かくなっているのがわかります。
茶色の稲株の姿は目立たなくなり、
赤褐色の根がみえます。
目にみえないような小さな生き物たちが
田んぼを潤してくれました。


3月は、
種籾を蒔く準備に、水路の補修。 おお、きれいになりました!
田んぼの水の調整をする水路は、田んぼのいのちをつかさどる途。
春を迎えて、田植えまでいそがしくなってきました、米作り。

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by tutinokai | 2006-03-19 09:35 | 田んぼ通信

堆肥ふるい

d0021152_20503669.jpgd0021152_20512551.jpg蝋梅(素心蝋梅)の花いちりん。咲き始めたのをみつけました。
田んぼの畦道のほとり。目を愉しませてくれる里山の春。
田植えは春の先だけど、少しずつ準備を始めましょう。

d0021152_20445284.jpgd0021152_21553533.jpg堆肥をふるって田んぼにまきます。スコップで、遠心力をきかせて一面にまいていきます。
舞岡公園は持ち出さず、持ち込まず。
もちろん、堆肥というのは、畦の草刈りをしたりして堆積させてきた草堆肥。

d0021152_2158678.jpgd0021152_21584182.jpg堆肥場は、たくさんの人で力仕事。にぎやかな声がきこえてきます。
木の囲いのなかに草や落ち葉などを入れ、踏み込んで積み上げていきます。
積み上げた完熟した堆肥をふるって、ふるい目にかかったものはまた堆肥の囲いのなかへ。
時々、あめ玉の袋などのプラスチックゴミが混ざっています。
草や木が堆肥化していく(土へと還る)なか、
いくらたってもそのカタチを変えることのないプラスチック。
そういうものは美しくないです。

堆肥のなかから出てきたのは、まんじゅう虫(カブトムシの幼虫)。
舞岡公園では毎年、子どもたちがカブトムシの幼虫の里親になっています。
で、カブトムシになったら舞岡公園にもどしてもらう。
ちと持ち出して、ちゃんと持ち込む(返す)。
そんな素敵なこともある堆肥場、堆肥ふるいの春です。
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by tutinokai | 2006-02-12 09:56 | 田んぼ通信

雪景色

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1月20日、しんしんと雪が降りました。
こんなにたくさん雪が降ったのは、ここ神奈川(横浜)では何年もないこと。
時節は大寒。フキノトウが出始める頃。

写真は、舞岡公園の田んぼの全景です。
4番田んぼはずっと奥の方です。
緩やかな棚田。きれいな風景。どこか懐かしい風景。

1月は田んぼの作業はおやすみです。
あわてない あわてない ひと休み ひと休み の、一休さんです。

 special thanks! photo by むろsan
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by tutinokai | 2006-01-21 10:20 | 田んぼ通信

炊き出し ワッショイ

d0021152_0181497.jpg作業のあとの、ごはんはうまい!
炊き出し ワッショイ

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d0021152_0213098.jpgあんころ、きなこ、なっとう、くるみに
ずんだもち。あったか谷戸鍋。
ござをひろげて、「いただきます」
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春の田植えから、秋の稲刈りまで。 実りは宴。 冬はのんびり。
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by tutinokai | 2005-12-04 12:36 | 田んぼ通信