<   2006年 09月 ( 19 )   > この月の画像一覧

田の草は、花ざかり

d0021152_2101674.jpg田の草とりを逃れて、
秋はぷっくりコナギ。
もうすぐきれいな紫の花が咲きます。

イボクサの桃色の花も咲きました。

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d0021152_2121597.jpg4番田んぼにはありませんでしたが、
こちらはキクモ。
菊藻(キクモ)ゴマノハグサ科
最近は外来種のキクモも多いようです。

舞岡公園でも一部の田んぼでしかみられない
在来種のキクモ。
みんなに大事に見守られています。
稲刈り頃の田んぼには
そこ一面に咲くでしょう
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by tutinokai | 2006-09-28 15:58 | 田んぼの植物

9月の畦は、伸びざかり

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畦の草刈りは、ちとお休みだから
畦の草、ぐんぐん伸びています。

小さなアブが畦の草花にとまっていたり、
草の成長とともに、
たくさんのいのちが其処にありました

↓ハハコグサ               
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↓ヒデリコ
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↓アメリカセンダングサ     ↓チョウジタデの仲間
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                     ↓ヒメクグ
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                     ↓水路側の畦にはジュズ
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by tutinokai | 2006-09-28 15:12 | 田んぼの植物

バッタった

7月、赤ちゃんだったバッタが成長して、みなさん立派になりました。

2006.7
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「イナゴ」の仲間 イナゴ科イナゴ亜科
(翅がお腹より長くないので、たぶん「コバネイナゴ」)
食草は、その名のとおりイネ。稲の成長とともに育つイナゴです。
イネ科やカヤツリグサ科を好みます。
イネ科のスズメノテッポウ、カヤツリグサ科のヒデリコと、
イナゴのおいしい草は、畦にいっぱいあります。

2006.9 ネットを握っている、仮面ライダーかお 「イナゴ」 
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d0021152_1532199.jpgこちらは...
畦のくさの上にバッタった。
親子なかよし

...そう思っていましたが
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                       2006.7
d0021152_15542243.jpg「オンブバッタ」
オンブバッタ科オンブバッタ亜科

夏、
小さい赤ちゃんバッタが畦を
ピョンピョン飛んでいました
稲にちょこんととまっていたり。

そして、成長したオンブバッタ。

オンブバッタは、親子ではなく、オスとメスだったのでした。
しかも、小さいオンブされている方がオス。
                       ネズミかお 「オンブバッタ」
d0021152_15472298.jpgなぜオンブしている、されているのかというと、
オスがメスを一人占めするため。
大人のオンブバッタがみられるのは、
8〜11月頃まで。そして今は恋の季節。 →

子どもの頃から信じて疑わなかった
ほのぼの親子の図...ではなく
なんとなくショックではありますが

キク科の葉っぱを好んで食べるそうです。
畦の植物でキク科というと、ハルジオン、オニタビラコ、ハハコグサ、オオジシバリ...
たくさんあるネ。
そして、オンブバッタの天敵は、ジョロウグモ。
今の時期、田んぼネットにたくさん巣を張っています。キケンもいっぱい。

田の草も、生き物も。
すべて繋がっていて、そのなかで、いのちが受け継がれてゆきます。
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by tutinokai | 2006-09-28 14:14 | いのちの環

9月のとんぼ 下

秋深まってゆく9月の下旬 田んぼは水抜きの途中
赤とんぼは、恋の季節 

d0021152_1333690.jpg田んぼの空を飛び交い、
「おつながり」と呼ばれる
交尾をし、卵を産む。

乾いた田んぼを卵で過ごし、
来年の春、田んぼに水が入る頃
卵から孵りヤゴになります。

数千分の一のいのちが、
次の、いのちを育む瞬間。
「自然のバランス」
土の会white 2005.6


「おつながり」について。
アキアカネは、水に尾をつけて産む「連結打水産卵」、
ナツアカネは、空から産み落とす「連結打空産卵」という違いがある。
羽の模様がなく、ちょんちょん尾を水につけて産んでいる様子から、
この赤とんぼは、「アキアカネ」と思われます。



d0021152_134439.jpgこちらの赤トンボは〜、
はっきりした羽の模様、あり!
あとは胸の模様で見分けるのだけど、
同定しづらい写真ですが...
(大きい写真で確認すると
胸の紋が3本平行にありました)

d0021152_1342047.jpgその渋〜い色具合から、
「ノシメトンボ」の♂と思われます。
ノシメトンボの♂は、赤茶色。
♀は、黄色と黒のトラもようです。

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こちらはトンボの王様、「オニヤンマ」♂。
おとなりの田んぼにいました。
オニヤンマは特徴がはっきりしていて
大きいのですぐにわかります。
迫力のその風貌。まさに「鬼ヤンマ」。

d0021152_1373815.jpgオニヤンマは、
大きな体をぶら下げるようにして止まる。
ひとつの田んぼに1頭いるかいないかです。
オニヤンマのオスは、
縄張りパトロールしている
(他のオスを追い出す)のも、
他のトンボに比べて、
田んぼでみる頭数が少ない理由かもしれません。

オニヤンマは、ヤゴからトンボになるまでに複数年(3〜5年)かかります。
この一頭は、数千分の一のいのち。
長い時間を経て、オニヤンマが飛ぶ空が、ずっと変わらずにあるように。
田んぼは稲を育てるだけでなく、たくさんの命を育んでいます。
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by tutinokai | 2006-09-28 13:50 | 田んぼの生物

スズメ チュンチュン

d0021152_21505041.jpgわ!出た! スズメ。

人が、おいしくお米をいただくように、
スズメも、お米をいただきたいのです。

だあれもいない田んぼにやってきたスズメ。
人の気配を感じると、
脇の木々に逃げていきますが、
ネットに集まるスズメをパチリ。

スズメは集団で行動し、ネットもその体重をかけ、ゆっさゆっさ。
弛んで、稲穂に届いたところを... 「いただきます」
(なので、ネットを弛まないようにピンと張ることがネットかけのコツです)

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ネットから出ている稲穂をチュンチュン。
きれいに殻を残して食べたあと。

スズメにも、ちとおすそわけしながら、
かかし様に見守られながら、
稲穂は熟して、お米になります。

d0021152_21295593.jpgネットの杭のてっぺんに
落としもの

たぶんスズメの(?)、おとしもの
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by tutinokai | 2006-09-10 15:01 | 田んぼの生物

かかし様

頭を垂れてきた稲穂。
スズメの大好きなお米のミルク。まだやわらかなお米。
田んぼを案山子に今年も守ってもらいましょう。

d0021152_211418.jpg「かかし様」という言葉が昔からあるそうです。
雨の日も、風の日も、
田んぼを守ってくださるからと、
感謝の気持ちを忘れない。
だから、「かかし様」。

自然の恵みに、案山子に、
感謝の気持ちを忘れずに。

今年の土の会のかかし様「鳴子かかし」
風が吹いたら、カラカラ... 竹の音色がします。


田んぼを見渡すと立ち並ぶ、案山子の数々。なかなかの迫力です。

↓こちらは同じ4番のお隣グループの「みみずくパパ」 ↓今年の私的好みNO.1。脱力系〜
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かかしウォッチング。みんなで田んぼを守ってくれています。

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by tutinokai | 2006-09-10 14:59 | 田んぼ通信

秋分

d0021152_011925.jpg秋分のころ
これからは秋の夜長

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田んぼは頭を垂れる稲穂の
黄金色の海
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by tutinokai | 2006-09-10 14:59 | 谷戸歳時記

いろいろなみどり

↓ムクノキ           ↓エノキ
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9月はクズがクルクル巻き。
エノキさん、今年も巻かれています。
クズは、
3枚からなる複葉で光りを浴びています。
陽射しが強いときは、
真ん中の葉を閉じて、光の量も調節をします。
自身の水分を蓄えて、繁茂してゆくために。

緑の際、繁茂するクズ。
侵略者としてのイメージもありますが、緑を増やしてゆく頑丈な生命力の持ち主です。
エノキさんに絡まったクズは、スイマセンが解いておきました。
舞岡公園では、年代物のクズは、つる細工に使われたりしています。

↓エノキ虫こぶとれそうです。        ↓エノキの葉っぱは、虫のゆりかご
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d0021152_0291953.jpgぐんぐん伸びてゆく緑。
緑色といっても色々な緑色があふれています。
同じ木でも、ひと色ではありません。

萌木色、若草色、草色、苗色、裏葉色...
日本に昔から伝えわる色の名前は、
植物に由来するものがたくさんあります。

自然に親しみ、そばで
季節の変化を感じながら
暮らしてきたことを思います。

先人から受け継がれてきた色々な色。すぐ隣に感じながらいられたらいい。
色から巡る目もいいですナ。
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by tutinokai | 2006-09-10 14:24 | ムクノキ&エノキ日記

白露

d0021152_225563.jpg9月に入り、ちと涼しくもなり。

白露
草の葉に露が白く見えるようになる頃

ツバメが空を飛んでった

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古民家の軒先には、ポップコーンのとうもろこし
秋の仕度

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d0021152_2219698.jpg舞岡に移築された、この古民家は、
寄せ棟、兜(かぶと)造り。
屋根のてっぺんには瓦。
雨による腐食を防ぐようになっている。
なかには、
土間、かまど。

日本の民家。
その土地の資源を利用し、
風土にそくした家づくり。
いかに雨風にさらされない家にするか 地産地消の素材 夏向きの家(通気性がよい)

暗くて、冬は寒いけど、機械ではなく、人の手の温もりを感じる家。
「結」の精神。周囲の人との息づかいを感じる家。
海外から運んでくるのではなく、地元の素材をその特性を活かしながら用いて、
古くなっても廃棄せず、きちんと再利用する家。

仕事に出かけ帰る家、だけでなく、そこで、作業をするという、人の営みを育む家。

現代の家が失いつつある価値観を、私たちにもういちど問いかけてくるような家。
人はみな空間(家)を持っている。
そして、そこに、しあわせの暮らし。

さあ、どんな家に暮らしますか?
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by tutinokai | 2006-09-10 13:33 | 谷戸歳時記

芋虫さんぽ

d0021152_2265164.jpgネットを歩く幼虫 こちら
「セスジスズメ」

里芋の葉っぱが好きな、
おっきくなると
ちとインパクトのある幼虫です。

カラダにある黄色い模様は、
目を模したもので、他から狙われないように
その模様でびっくりさせて身を守っています。

なぜ、田んぼにいるのかは、?。 調査続行です。
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by tutinokai | 2006-09-10 13:26 | 田んぼの生物