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小雪

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もみじの赤。
みとれてしまうほどに
きれいです。



d0021152_3205650.jpg今年はあたたかですけれど、
暦の上では、
雪の便りがきかれ始める
冬もすすんだ

小雪の頃
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by tutinokai | 2006-11-23 13:19 | 谷戸歳時記

収穫祭 

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今日は収穫祭。
一年にいちどのおまつりの日。
田んぼの、里山の恵みに
感謝とともに、
愉しむ一日です。

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お餅つき、おにぎり、谷戸鍋...おいしいごちそう
ポップコーン弾かせ体験、ピーナッツ炒り体験...遊びながらのおやつ
脱穀体験、縄ない...昔ながらの技の体験

谷戸の暮らしを巡る収穫祭

私の今年の担当は縄ないだったので、こちらをご紹介。

木槌で、藁をたたいて柔らかくします   3本ずつ、左右に分けて
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d0021152_6224312.jpg藁の先を足で踏んで固定する。
手を水でぬらすと、
藁がすべりません。

左右の手のひらを広くつかって、
右手を左手に重ねたまま
すべらせるようにして...

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左右の藁それぞれが、
ねじりが入りながら
絡まって、「縄」になります。



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できました!

子どもたちも、
真剣に、遊びながら
縄をなっていました。


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これは、上級編。
左縄ない。
縄になったもの3本を絡めて
お正月の「しめ縄」の
出来上がり。
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by tutinokai | 2006-11-23 12:06 | 田んぼ通信

11月の虫たち

d0021152_1601878.jpg収穫が終わり、
お休みしている田んぼにも
虫たちは生きています。

じっとよーくみていると
動いている虫に出会えます。
10月に引き続き、
すぐにみつけられる虫2種。

よくみられたのは、コモリグモ(子守蜘蛛:コモリグモ科)
土の色と似ています。
「子守蜘蛛、子守する」土の会white 2005.7

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d0021152_1622521.jpgこちらもよくみられました
アオバネアリガタハネカクシ
(青葉蟻型翅カクシ:ハナカクシ科)
すばやく動き回ります。

噛まれると痛い毒虫です。注意。
余計なちょっかいを出さないこと。

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ちがう田んぼで、土を起こすと
いました!

「ドジョウ」
(泥鰌:コイ目ドジョウ科)

まだ土のなかは湿っていて、ドジョウも生きることができます。
水の少ない時期、水路に向かうのも得策ですが、
田の土のなかの方が、外敵、危険が少ないのです。
じっとガマンの冬のドジョウです。
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by tutinokai | 2006-11-13 15:39 | 田んぼの生物

晩秋の2本の樹

d0021152_18164096.jpg「土の会」の卒業制作の雑木林の階段

大っきなキノコが
でーんと生えています。

この階段をのぼった先に
ムクノキとエノキは
育っています

↓ムクノキ         ↓エノキ
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↓ムクノキ葉            ↓エノキ葉
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d0021152_1152730.jpgエノキの葉っぱに
クモひとやすみ

10月よりも、色が深くなったアカボシゴマダラの幼虫。
今年は幼虫の数が去年より少ないです。
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by tutinokai | 2006-11-13 15:23 | ムクノキ&エノキ日記

踏まれてもなお

d0021152_3181991.jpgなんと堂々たる姿。
畦のまんなかに
で〜んと構えるその植物。

オヒシバ(雄日芝:イネ科)

...イネ科の同定は
とてもムズカシイです。

オヒシバと、メヒシバ(雌日芝)とがありますが、
その穂で見分けるのがいちばんカンタンです。
日なたに生える芝に似た草、ということで、「日芝」。
メヒシバに比べ、葉や茎が頑丈なので、「雄」。「雄日芝」。

畦にはありません。畦道上に、はえています。
人が、踏み固めた道。
通常は、ぐんと伸びて、大きなオヒシバですが、
畦道では、小さく、這うように伸びていきます。
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こちらは、
イヌタデ(犬蓼:タデ科)。

d0021152_3405568.jpg畦で、草刈りをしたり、
人が歩いて踏まれたりして
そもそものカタチを変えて、
そこに生きています。
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踏まれてもなお
がんばる植物たち

これが、
本来のイヌタデの姿→


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オオバコ(大葉子:オオバコ科)
踏まれてもなお
頑張る植物の代名詞。

土の会white 2006.5
「人とオオバコ」

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by tutinokai | 2006-11-13 14:17 | 田んぼの植物

「小さなバラ」の知恵


春の草は、春にいきなり出てくるわけではありません。
人知れず、けどしっかりと、地に根をつけた春の草花が、
寒さを凌ぐ知恵を抱いて、冬を過ごしています。

↓タネツケバナ(種漬け花:アブラナ科)種浸け花ともいう。
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ロゼット。
ロゼットとは、
地面すれすれに芽が出て、
放射状に葉を広げ、
お互いの葉が重なり合わないようになっている草の形をいいます。

「小さなバラ」という意味で、多年生の草の冬越しの姿をいう。
芽は、茎や葉をつくるおおもと。
芽が傷むと、草は伸びることができない。
大切な芽を冬の寒さから守るために、優れたロゼットというかたち。

地面にへばりつく=草丈が低いということ。
草丈が高い植物よりも、草食の動物に食べられる可能性が低かったり、
人に、刈り取られても被害は少なくすむ。
畦の草刈り(人間)にも、対応する知恵を持った、ロゼットのみなさん。

↓ヒメジョオン(姫女苑:キク科)  ↓ハルジオン(春紫苑:キク科)
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↓ハハコグサ(母子草:キク科)   ↓オオジシバリ(大地縛:キク科)
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土の会white 2006.2
「春はロゼット」

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by tutinokai | 2006-11-13 13:55 | 田んぼの植物

1株根っこで地球一周

d0021152_1656569.jpg前述ですが
「ワラからの物語」
  土の会white 2005.12


1株の細い根を
つなぎ合わせてゆくと
その距離は、1万2000キロ。
(イネの仲間ライムギ調べ)

d0021152_1657293.jpg地球の直径は、1万2800キロ。
稲は、この田んぼのなかを
ぐるぐる細かな根を張り巡らせて
しっかり大地を守っている

そうして
地球を守ってる

d0021152_16574636.jpg水をしっかり蓄えながら

水がないと生きられない
ドジョウとか
生きものたちも守ってる

人の目にふれない土のなか
地球を いのちを 守ってる
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by tutinokai | 2006-11-13 13:51 | いのちの環

11月の畦 秋の花と春の芽生え


d0021152_484945.jpg一面に広がり、
畦に優しい曲線を作り出していた
10月の畦のいっとう賞を受賞した、
「ノミノフスマ」。

そして、11月。
11月の畦は、
秋草と、春草のロゼット。
着々と、春の足音。                          ↑ノミノフスマ(蚤の衾:ナデシコ科)

夏花盛り、成長盛りだった植物のおわり

↓オニタビラコ(鬼田平子:キク科) ↓ヒメクグ(姫莎草:カヤツリグサ科)
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↓イネ科 ん〜同定できす。     ↓ヒデリコ(日照子:カヤツリグサ科)
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ノミノフスマの他にも、春から夏にかけての花が咲いています。

↓トキワハゼ(常磐黄櫨:トキワハゼ科)↓イヌガラシ(犬芥子:アブラナ科)
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←イヌタデ(犬蓼:タデ科)
   別名:アカマンマ

アカマンマについての記事は
こちらも「踏まれてもなお」
土の会white 2006.11


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チドメグサ(血止草:セリ科)→
その名のとおり由来は、
止血に使われたから。

湿地の好きな植物です。

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←コケオトギリ
 (苔弟切:オトギリソウ科)

黄色い星形の花が
咲きます


↓オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢:ゴマハノグサ科) ↓ヘビイチゴ(蛇苺:バラ科) d0021152_1391281.jpgd0021152_141091.jpg

↓ヤマグワ(山桑:クワ科)
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棚田の脇には、数本のクワの木があります。
4番田んぼ付近にはありませんが、
もしかして、鳥が食べて、フンをして...  なんて想像すると愉しいです。

↓カントウトメナ(関東嫁菜:キク科)
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by tutinokai | 2006-11-13 13:40 | 田んぼの植物

畦くらべ

田んぼの畦。
「土の会」の畦は左側。 右側は別なグループが、管理しています。
畦草刈りは、夏に3~4回行います。

d0021152_212324.jpgそして秋。冬を迎える畦。
畦草を刈る時期、回数、
刈る高さ、刈る道具...

それぞれによって、
その後の畦草の成長に
違いがあります。

「土の会」の秋の畦は、右側の畦と比べ、
草丈が低く、植物の種類が少なくなっています。
これはきっと、秋にも田んぼの作業のなかで、
ちと畦草刈りをした=手が入っている畦、だということがいえると思います
今年は去年の畦よりも、年間通じて植物の種が少ないかなという印象です。
畦草は、根付いて、田んぼの土を崩れにくくしてくれる大切なもの。
人の手が深く関係していることがわかります。

「とにかく刈る」から、「いいかげん(良い加減)」へ。
毎年の経験を重ね、畦草と相談しながら付き合ってゆく。
「いいかげん」を考えてゆくことが大切なのだと感じます。
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by tutinokai | 2006-11-13 13:37 | 田んぼの植物

ハートのかたち

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田んぼの畦に、
小さな白い花が咲いています

「ノミノフスマ」
ナデシコ科 ハコベ属

茎を包むような葉の様子が、
「蚤(ノミ)ノ、ふとん(フスマ)」

小さな花の美しさ。 今回は、「ノミノフスマ」が主役です。
花期は、春から夏にかけてなのですが、立冬を迎えてもまだ咲いています。
今年の暖かさが、畦からもわかります。

はなびらの数は、何枚でしょう? 10枚?







d0021152_3323585.jpgよくみると、
2枚にみえる花びらは、
深く切れ込んでいて
つながっているのがわかります。

ハートのはなびらが、5枚です。
なんとも "Lovely” な
ノミノフスマでした。
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by tutinokai | 2006-11-13 13:31 | 田んぼの植物