<   2007年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

あじさいの花

d0021152_22424772.jpg古民家の庭は、
四季折々の花々が咲き、目を愉しませてくれます

雨ふりもたのし あじさいの花

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 芒種と夏至のあいだの頃
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by tutinokai | 2007-06-16 13:41 | 谷戸歳時記

上陸前のカエルの子の死

d0021152_20251523.jpg5月にこうして
生を受けた、シュレーゲルアオガエルの子

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6月
ひとつの死がありました。


通常、生きているオタマジャクシをいっぱいみることはできます。
だけど、その死を目の当たりにすることは、それに比べるとずっと稀なことです。

あと、もう少しで、オタマジャクシからカエルへ。上陸だったのに。

だけど、実際には、卵塊のなかの100から300ほどの卵から、
大人になってまた田んぼに戻ってきてくれるのは数匹...

こんな光景は気がつかないだけで、日々繰り返されていること。
多くの死の先に生が存在する自然界。

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こうして5月に、出会えたカエルは、
たくさんの仲間のいのちの先にあるのだと

改めてその死を前にして
思った次第でした。
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by tutinokai | 2007-06-10 16:12 | いのちの環

鳥さんの落としもの

d0021152_140441.jpgこれはなんでしょう?

畦に
鳥の落としもの

落としもののなかの
つぶつぶは、
きっとクワの実の種

見上げるてみると、大きなクワの木がたわわに実をみのらせて、
畦道の上にかかっています。

きっと、落としもののなかのつぶつぶは、鳥が食べたクワの実の種。

d0021152_1441068.jpg畦には、いろんな草に混ざって、
実生のクワが生えていました。

ちょうど畦に、
熟して、落ちたクワの実や、
鳥の落としもののなかの種が、
着床して、発芽したのだと思います。


鳥の落としものもこうやって、他の生命とつながっている。
きっと鳥自身にそんな意識はないのだろうけど、
結果、鳥が果たした役割が実って、また鳥の食べ物になる。

いのちがふえる=たべものがふえる
いのちのにぎわいはゆたかです。

d0021152_143109.jpg*おまけ*

こちら、田んぼのなかに
落ちていたクワの枝。

雨風に吹かれ、枝ごと落ちたのかな?

こちらは実生にはなれないけれど、
田んぼの栄養になります。


すべて、なにかとつながる。それが、自然のすばらしさ。
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by tutinokai | 2007-06-10 16:10 | いのちの環

エノキ大人気

新緑のムクノキとエノキ
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エノキのおとなり。
ハルジオンの背ものびてます。

ツル植物もぐんぐん伸びる新緑の季節。
ハルジオンにはつる巻いて、  エノキにはクズが巻いています。
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エノキにはいろんな虫がいました。

↓ヨコバイの幼虫?               ↓ナメクジ
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                                         ↓ハバチの仲間
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↓ヤスデの仲間                ↓今年も虫こぶ(エノキトガリタマバエ)
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↓ちいさな虫がいました。その虫を食べるクモもいました。
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葉っぱのうらには、
テントウムシの蛹もいました。
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by tutinokai | 2007-06-10 16:08 | ムクノキ&エノキ日記

芒種

d0021152_2059477.jpgしとしと雨が降る
古民家に雨が降る

白い煙(靄)があがっている茅葺き

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ぽたぽた 雨の雫

芒種の頃
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by tutinokai | 2007-06-10 15:20 | 谷戸歳時記

田のなかの生きもの

d0021152_18183251.jpgどじょっこ

ドジョウの子どもも
田んぼで育っています


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稲の葉っぱがくっついています。
なんだろう?
...調査中
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by tutinokai | 2007-06-10 15:05 | 田んぼの生物

田んぼの主 丸タニシ

田んぼにいました!おっきな貝。丸タニシ。
私は「田んぼの主」とよんでいます。
去年は、一つみることができました。今年は、2度ほどみる機会がありました。
めったに見ることができない、田んぼでも個体数の少ない貝です。
今年はきっとふえたんだ♪ そう思うとうれしいです。
タニシは「田螺」。田んぼの巻貝。
昔は食用にされ、貴重なタンパク源でもあった、里山田んぼに親しい生きものです。

「田んぼの主」として、ずっと此処で暮らしてほしいなあと思います。

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by tutinokai | 2007-06-10 15:03 | 田んぼの生物

空中散歩

田んぼの畦をひらひら飛んでいるチョウチョに出会いました。
飛んでいるときに、はっとするほど、きれいな色をしていたのでパチリ。

d0021152_16473222.jpgチョウの名は、シジミチョウ。
詳しい名前は、
チョウ目シジミチョウ科ヒメシジミ亜科
「ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)」

その名のとおり、
美しい瑠璃色の姿をしているのは
ルリシジミのオス。

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春先から晩秋までみることのできるルリシジミ。
幼虫の食餌も、四季とりどり。
マメ科
(春フジ、夏クララ、夏〜秋クズ、ハギなど)、
ブナ科、タデ科、バラ科など。
成虫になると、フジや、ウツギの花蜜を吸う。

卵は蕾や花穂などに産卵する。


春はよく園路に咲くハコネウツギにいろんなチョウチョがやってくるのをみかけます。
里山をひらひら舞いながら、四季いろいろに食事をして暮らすルリシジミ。

田んぼの畦にもヘビイチゴ(バラ科)やイヌタデ(タデ科)が生えています。
ルリシジミの幼虫もみることができるかな?
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by tutinokai | 2007-06-10 15:00 | 田んぼの生物

ゾウさんの一生

稲水象虫(イネミズゾウムシ)の一生を調べてみました。

稲水象虫は、アメリカからの侵入害虫。
1975年に愛知県で発生確認。現在は全国区。
元は湿地のイネ科、カヤツリグサ科の草に生息していたが、米作の普及で害虫化した。

天敵は子守蜘蛛。蜘蛛は、田んぼ(稲)を守ってくれる益虫です。

d0021152_1426160.jpgまずはおさらい。
「稲水象虫(イネミズゾウムシ)」
象のような鼻の長い口を持ち、
稲につくのでこの名がついた。

稲象虫と、稲水象虫がいる。
稲象虫 → 山間の田んぼ。泳げない。
稲水象虫 → 平地の田んぼ。泳げる。


ゾウさんは、畦や、雑木林などの枯れ草や落ち葉の下で成虫で越冬するのだそうです。
そして、春(4月下旬〜5月上旬=田植え前)に、越冬していたゾウさんたちは活動開始。
イネ科の雑草(ネザサ、チガヤ、ススキなど)の新葉を食べ始め、
田植えが始まると、いよいよ田んぼに引っ越してきます。

d0021152_14134814.jpgゾウさんは、やわらかい若い葉が大好きなので、
苗代の苗は大好物。
苗代は大にぎわいです...
苗が小さい分、
田植え後すぐの食害の跡は目立ちます。

       (photo / ゾウさんの食害痕)
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そうして、
稲など約2週間もりもり食べると、
越冬ゾウさんの産卵が始まります。

産卵は1ヶ月から2ヶ月。
水面下の稲の葉鞘内に1個ずつ卵を産み付ける。
1日に1,2個ずつ、1頭あたりの産卵数は50個。

d0021152_1414856.jpg孵った幼虫は稲の根の内部を食べてしまう。
ゾウさんの害虫たる理由は、
早苗の越冬成虫による葉の食害と、
この幼虫による根の食害。


(photo / 葉っぱの上に浮かぶゾウさん →)

(photo / 雨水の雫に包まれたゾウさん ↓)
d0021152_14143235.jpg幼虫は4齢を経て、稲の根に土繭をつくる。
発育日数は約、卵7日/幼虫30日/蛹7〜14日。

そうして新成虫ゾウさんは7月中旬頃より出現。
しばし稲株で過ごし、
成長の遅い葉(=やっぱり若い葉)を食べる。

8月下旬にはまた、越冬場所への移動し、
雑草を食べたのち、休眠に入り越冬する。


ゾウさんは、お米そして、稲作のサイクルとともに、生きていることがわかりました。
田んぼにいる生きものたちは、みんなそうです。
ゾウさんは、害虫さん。
だけど、いろんな生きものたちと一緒の田んぼがいいね。

「食うか、食われるか」土の会2005.6
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by tutinokai | 2007-06-10 14:06 | 田んぼの生物

おたまのおなか

水が張られた「水田」で、オタマジャクシは育っています。

田んぼに卵を産む、また成体のカエルでよくみかけるのは、
シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエルです。
このオタマジャクシは、目の位置から、シュレーゲルアオガエルと思われます。
(ニホンアマガエルのオタマジャクシは目がもっとはなれている)

オタマジャクシは、みていると、
田んぼのなかで、藻(=植物)を食べていたり、時には共食い(=動物)していることも...
オタマジャクシは植物食であること、雑食であることがわかります。

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写真では見づらいですが、
オタマジャクシのおなかは
ぐるぐるとなっています。
赤くみえるのは心臓です。

これは食性が植物食が中心だからです。
人間も雑食。人間の腸もぐるぐる。
人間と同じです。

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あと一週間もすると、足がでて、手がでて...
カエルになります。

オタマジャクシはカエルに変態して、
虫を食べる、完全動物食になります。
食性が変わるのです。


田んぼで変態したとき(手足が出て、エラ呼吸から肺呼吸にかわるとき)、
陸地(畦)また稲がないと、おぼれてしまいます。田んぼはちょうどいい♪

そして、成体カエルになると、山で暮らします。
田んぼでカエルになりたてのときから、山暮らしのなかで、
ヘビなどに食べられるキケンが待っています。
そうやって食べられてもゆくオタマジャクシ...

また春、この田んぼに卵を産みに戻ってくるのは1/2000です。


「いのちの誕生」土の会2007.5
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by tutinokai | 2007-06-10 14:00 | 田んぼの生物