苗代をつくる前、 タネツケバナの白い花が咲く頃、 塩水に漬けて、浮くものと沈んだものを分け、 種籾の選別をする「塩水撰」をします。 舞岡公園で作るのは餅米。 「満月餅(マンゲツモチ)」 皇居で天皇がお手植えをされるものと 同じ品種です。 横浜市の公園である舞岡公園がうるち米ではなく、餅米を作るワケは、 「(公園から)持ち出さない」の原則から。 米作りにたずさわるボランティアは、その米作りの体験、労働を楽しみながら、 谷戸の景観と自然環境を、田んぼ作業などを通して守る担い手。 秋に収穫されるお米は、お餅つきや、おにぎりに。 そうして加工もしやすく、大勢で楽しめるのは、餅米の良さ。 11月の収穫祭で、市民の方々にふるまわれる等します。 お楽しみに...♪ その名の通り、塩を水に混ぜるのですが その塩の比率をちゃんと量ります。 比重がちゃんとあるのですが、 昔ながらのやり方は、 生卵を浮かべてその浮き沈みで判断するやり方 ほんとうに昔の人の知恵はすごいなあと こんなところからも思います。 この後、塩水に沈んだ選ばれしお米は水で洗われて、苗代へ。 2006年、「土の会」として二回目のお米作りも始まります。 (「土の会」の前身「谷戸学校」(11期)からだと三年目です)
by tutinokai
| 2006-03-19 10:00
| 田んぼ通信
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