稲刈り
生きものたちは 大慌て 皆々、さっそく行動開始。 稲の切り口にやってきた小さなクモは すぐ糸を張る 赤胸グモの仲間? → 稲刈り後の、乾きぎみの田んぼでいちばんお目にかかれるのは、いろいろなクモ。 ↓子守クモ ↓優形足長グモ 蜘蛛と並んで、たくさんいたのは、 青葉蟻型翅カクシ (あおばありがたはねかくし)。 噛まれないように注意!の虫。 自然界では体の朱色系は毒虫特有のサイン。 「赤い虫はヤバい」と頭にいれておく。 (虫の方から噛んできたりはしません。 余計なちょっかいを出さないこと) 水のなか、ヤゴ 10月上旬に田んぼにいるので... ヤゴ越冬型のヤゴ。 舞岡の田んぼで みられることの多いトンボで考えると、 先月(9月)にみたヤゴと同じ、 シオカラトンボや、オニヤンマと思われます。 泥のなか、ヤゴ 舞岡の田んぼは冬は乾田になります。 アキアカネなどの卵越冬型は、 比較的乾燥に耐えやすいので、 乾田で生き延びることができますが、 ヤゴ越冬型は、乾いた田んぼから 水を求めて撤退しなければなりません。 これからが、 サバイバル ヤゴです。 「なんだろう?から知ってゆく」 土の会 white 2006.9 「冬水田んぼ(ふゆみずたんぼ)」という言葉があります。 冬を水を張り、生き物の生息環境を守る田んぼです。 ふゆみず田んぼはまた、生き物がいることで、鳥が訪れ、フンの落とし物をしたりして、 春植える稲にとっても豊かな土壌の田んぼにしてくれたりと、 命を活かした田んぼとして注目されています。 舞岡公園でもほとんど乾田ですが、不耕起田ふゆみず田んぼの場を設けて、 生き物を見守っています。 貝もいる 左巻きです、サカマキ貝。 今年は春にサカマキ貝が少なかったように思います。 来春はどうかな? ホタルの餌になるサカマキ貝。 小さくてもいなくちゃこまる。 イナゴ 立派になりましたなあ〜。 イナゴの餌は、イネ科の植物。 お住まいは、田んぼ、湿った草原。 というわけで、きっと 畦の向こうの草むらにお引っ越し。 稲を刈られて大慌て(?)のカマキリ。 さすがの迫力。 カマキリたちも、 餌をたっぷりいただいた田んぼをあとにして、 草原へと移動して、卵を産むのでしょう。 → めずらしいお腹のかたちをしたカマキリ。 はじめてみました。 調べていますがわかりません。 まだ成長途中の中齢幼虫と思われますが??
by tutinokai
| 2006-10-08 10:31
| 田んぼの生物
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