代かきあとの静かな水田
風にふかれて、畦のほとりには草やら藁やらが 流れて着いています 水草に寒天状のものが着いています なんだろう? そこここにたくさん寒天(ゼリー)状のものはありました。 私は何かのたまごではないかと思いました。 代かきあとの田んぼには、タニシがいっぱい。 丸タニシのたまごか?と思いましたが、タニシは卵ではなく仔貝で産むとわかりました。 だから、違う。 次に思ったのは、ニホンアマガエルの卵か!? ということ。 ずっとみたことがなかったニホンアマガエルの卵。いよいよかー! 今は、カエルさんたちも大合唱の季節。 その鳴き声を聴き分けると、 シュレーゲルアオガエルより、ニホンアマガエルの方が個体数がはるかに多いのです。 今、この田んぼにはニホンアマガエルの卵がきっとあるはずです。 こんな卵を、 以前に見たことがあります。 サカマキ貝の卵です。 サカマキ貝も水田になり、 活発に動き始める頃。 ニホンアマガエルの卵は、 卵塊ではないそうです。 んー、これは サカマキ貝の卵のようです。 こちらも 卵塊であることから、 サカマキ貝の卵のように思います。 でわ、こちらは? 寒天状のものだけが残っています。 たくさん田んぼのなかにあった 寒天状のものの多くは、 このようなもので、 なかに卵はありませんでした。 ニホンアマガエルの卵は、 卵塊ではなく、 ヤマアカガエルの卵のような まるいゼリー状の中にひとつの卵が入っていて、 水草などに産みつけられるが、風などによって浮遊もする。 そして、卵は、2,3日で孵化する。(あまり見ることができないワケです...) このまるい寒天状のものが、ニホンアマガエルの卵が孵ったあとではないかと思うに至りました。 まだ、ニホンアマガエルの繁殖期は続きます。(5〜6月) 引き続き、気にしてゆきたいと思います。
by tutinokai
| 2008-06-03 22:23
| 田んぼの生物
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